取り扱いコーヒーについて

生産地

 

タイ最北のチェンライ空港から北へ3時間、そこから舗装されていない山道を40分走った標高1300mの電気も通っていない山を切り開いて作られた環境で栽培されています。



栽培・収穫

 

豆の品種は香り・コク・酸味の上質なアラビカ種です。ハウス栽培ではなく、自然の中で栽培されています。収穫時も一つ一つ手作業で行われています。

 



精製過程(ウェットミル)

 

収穫後にコーヒーチェリーの果肉部分を取り除き、天日干しと水洗いによって未熟豆や異物等を取り除きパーチメント(内果皮)の状態にしていきます。コーヒーチェリーから生豆への精製過程で合計8つの層を取り除いていきます。



精製過程(ドライミル)

 

パーチメント状態のコーヒー豆を湿気の少ない場所で保存した後、生豆にするために脱穀を行い、選別を行ってから市場へ出荷されます。



商品の特徴

コーヒー豆本来の品質

ブラジルやコロンビア等に比べると、アラビカ種のタイコーヒーの知名度は劣るかもしれませんが、自然豊かな山間部で育てられたタイコーヒーの品質はとても高く、コーヒー好きを納得させられるものであると確信しています。また、ハイグレードのフラットビーンだけでなく、ピーベリーも取り扱っています。

保存期間の長さ

現在コーヒーのスタイルの一つとして、収穫から半年ほどで出荷される「ニュークロップ」が主流となっています。

しかし、我々は収穫から最低でも一年経った「パーストクロップ」と、スペシャルコーヒーとして収穫から3年及び5年が経過した「オールドクロップ」と呼ばれる商品を取り扱っています。実際にこの保存期間とコーヒー豆とのバランスは時間を置く場合には非常に難しく、それによってコーヒー本来の味も低下させてしまいますが、生産者のこだわりを追求して辿り着いたこのコーヒーは、独特のクセのようなものは少なくすっきりとした味わいで、時間が経つとさらに甘さが引き立つのも特徴の一つです。その飲みやすさからずっと飲み続けられるため、ついつい飲みすぎてしまうこともしばしばです。

焙煎

コーヒーの味を決定する上でもう一つの大切な工程が焙煎になります。実際に高性能の機械で、お好みの焙煎を行ってもらうことが必要ですが、機器自体がとても高価であるという大きな課題もあります。こちらでは、機器のメーカーと一緒に納得できる焙煎機を所有しておりお好みの状態でお届けすることができます。たま、リクエストを伺って独自のオーダーもお引き受けいたします。